ヤグネットの毎日
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すっかり秋空。さわやかな風が心地よい。午前中は、地元の中学校の運動会。来賓席に座って、中学生たちが力一杯走るところを応援させていただいた。 午後は、山砂利採取や第二名神問題などを集中的に審議する、議会の特別委員会の審議の様子を傍聴。 その審議のなかで、耳を疑う答弁があった。
第二名神道路の建設についてだが、城陽市は商工会議所などと連携して、建設促進運動に狂奔している。 ある与党議員が、「第二名神が城陽市域を通過することが決まった当時から、すでに10年前後が経過している。バブルも崩壊し、右肩上がりの経済が終えんするなど、社会経済情勢も変化している。この高速道路の通行量などの予測に変化があるのではないか。また、自治体で建設費を負担する可能性もあるが、市財政は大丈夫か?」などと質問。 これに対して、助役は「通行量の予測等は、道路公団がやるべきもので試算等はしていない。」「建設については、基本的には国の責任で(国費)でやっていただくのが前提だ。仮に地方で負担する場合が生まれても、対応できるように、財政の構造改革、財政の効率的運営を努力している。」というのだ。
第二名神の必要性の核心部分である、通行量の予測等を市独自でやらずに、どうして地元経済の活性化に効果があるといえるのか?
地元負担が生まれても、対応できるように財政の構造改革をはかるというのは、福祉やくらしなど市民サービスを切り捨てることと同義ではないのか?公害をまきちらし、膨大な市民負担の強要で「過剰施設」である第二名神道路を建設することに狂奔する。
こんな空理空論で、私たちの税金が使われて環境が破壊されては、たまったものではない。
いよいよ、市民的にこの事態を知らせていくことが必要だ。
なんかへんだよ!城陽市政。
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