ヤグネットの毎日
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2002年09月21日(土) |
住民の不安にこたえた自主的判断を「法律違反」 |
城陽市議会は一般質問を行う本会議の二日目。共産党議員団からは、山本よし子議員が「住民基本台帳ネットワーク」について、児童福祉施設の改修計画などについて質問。 質問で山本議員は、国レベルで個人情報を保護する法律が成立していないもとで、プライバシーが守られるのかという住民の疑問や不安は払拭されていないと指摘し、矢祭町や東京・杉並、中野区など独自の立場で参加をみあわせた自治体を紹介しながら、「住民の立場にたって中止すべき」だとキッパリ主張した。 この問題で市民からの問い合わせは、238件。うち、苦情が34件で反対が26件だという。
驚いたのは、矢祭町や東京・杉並、中野区など独自の立場で参加をみあわせた自治体の取り組みをどう評価するか?との問いに、行政側が発した答弁だ。 国で決まった法律を遵守すべきで、「法律違反」であると指弾したのである。住基ネットへの参加を見合わせている自治体は、「住民票が全国どこでも受け取れる」などのメリットと住民全体のプライバシーが侵される危険性とを天秤にかけるなら、自治体としてとるべき態度は、たとえ国の制度であれ、住民の不安にこたえることだと判断しているのだ。地方のことは地方できめるという、まさに地方分権の精神が貫かれた態度ではないだろうか。それをこともあろうに一地方自治体の担当部長が国になりかわって、「それは法律違反だ」とは、何ごとか?! 第二名神道路の建設も国だのみで建設の是非すら市民に聞く耳を持たず、住基ネットの問題でも国に追随。橋本市政の課題が見えてきた。
十五夜のお月さん。月の輝きが雲に被われてくっきりとは見えづらかったが、雲の後ろから溢れだしそうな光が神秘的。 ついこの前、わが家に超巨大グモが出現。大人の手のひらよりも大きいもの。家族みんなで「ぎャー!」。 本当なら、父親である僕がクモ退治の先頭にたつべきなのだろうが、僕はこの類いの生き物が大の苦手。結局、妻がほうきとちりとりを持って追いかけ、見事しとめた。やれやれ、と思っていたら昨晩、今度は別の種類の巨大クモが出現した。こんどは息子が見つけた。絵本を読んでもらっている時に、顔が「フリーズ」し、「へんなものがいるよ」といって後ずさり。今回も妻がほうきをもって果敢に追っかけたが見失った。 どこに出没するのか不安な面持ちのまま、就寝の床についたわが家族。夢の中にでてくるならまだいいが、寝床を這ってまわったら、どうしよう…。
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