ヤグネットの毎日
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午前中は、地元の党支部の会議に参加。日朝交渉問題や9月議会の報告などをさせていただき、乳幼児ネットの打ち合わせのため途中で退席。乳幼児医療制度の無料化拡大を求める運動は、徐々に広がりをみせている。署名期間が短いことが悔やまれるが、その分宣伝と署名に協力してもらえる人を飛躍的に増やすことで目標数の一万筆に近づける方針のようだ。6日の宇治・塔の島で開かれる「平和まつり」でも署名活動に取り組む。また、クマの着ぐるみが登場するらしく、愛嬌をたくさんふりまいてくれそうだ。個人的には、「イムジン河」のヒットで有名なはしだのりひこさんのライブが楽しみだ。 午後からは、議員団会議。9月議会の評価などを話し合う。夕方、息子を迎えにいき、御飯を準備して、学校の仕事で連続して帰宅が遅くなっている妻とバトンタッチをして、党地区委員会の会議へ。こうして、今日もびっしりとつまったスケジュールをやっとの思いでこなしたのだった。 わが家の庭に、大きなキンモクセイが存在感を示している。前にこの家に住んでいた方が植えたものだが、1、2年は剪定の時期が早かったのか、花を咲かせることがなかった。今年になって一気に開花。なんともいえない、甘くて懐かしい匂いをあたりに放出している。 誰しもそうかもしれないが、キンモクセイの匂いをかぐと、小さい頃を思い出す。当時はそれなりに悩みごともあったのだろうけれど、毎日が楽しくて仕方なかった。そんな思い出ばかりが残っている。 いま、60年代〜70年代の歌謡曲がリメイクしてヒットしている。「キンモクセイ」というバンドも、アコースティックなサウンドでファンをひきつけているいるそうだ。 出口が見えない不況と将来不安のなかで、鬱屈した思いがつのる毎日。そのなかで、悩みごとも少なく、自由に生きていた幼少のころを懐かしむことで、心が癒される人が増えているのかもしれない。 キンモクセイの匂いとおだやかな碑の光りを浴びながら、ギターを鳴らしてみよう。日々の忙しさのなかで忘れかけていた夢や優しい気持ちをとりもどし、自分と社会と自然との距離をあらためて考える余裕を感じることができるかもしれない。
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