ヤグネットの毎日
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2002年10月06日(日) 今年は元気に走り抜いたよ〜保育園運動会


久世保育園の運動会。深谷幼稚園の運動会に顔を出すつもりをしていたので、スーツ姿。スーツを着て、ビデオカメラとデジカメを両手に抱えてわが息子を探す不格好な「普通の父親」の姿を想像してほしい。
 
 昨年の運動会では、息子がかけっこで走るぬくことができなかったことを書いた。
 http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/month?id=30553&pg=200110
 最初の準備体操。最初みんなとあわせていたけれど、途中から後ろの方に下がってぶらぶら。今年はちゃんと走れるだろうか?少しだけ不安を抱きながら、ファインダーから息子の姿を追う。プログラムの1番が「かけっこ」だ。0才から順番に走っていく。3才児の番。次つぎと走りぬけていく。息子がスタートラインにたった。
 「よ〜い、ハイ!」走った。笑顔で元気いっぱいに走り抜け、ゴール!
 ビデオカメラのファインダーが汗とちょっとだけ涙でくもってしまった。

 その後は、キックスケートと平均台などを渡っていく「きみどりぼうしgo!」。おおかみに変身していく保育士につかまらないように逃げまわる「森のおおかみさん」などにまわりのお友達と楽しんで参加していた。

 帰り道。「ねえ、お母ちゃんもお父ちゃんもぼくをみててくれた?」と何度も聞く息子。「ちゃんと見ていたよ。元気に走り抜けてうれしかったよ」とほめてあげる。「ほんとにちゃんとみててくれた?赤ちゃんとかみてたんでしょ。ぼくだけをみてよ、ね」と畳みかけてくる。
 「ちゃんと、みてたよ。」とはなしてあげると、とても満足そうだった。わが子の成長に、ほっとしたひとときだった。
 運動会のプログラムの冒頭のあいさつでは、次のようなくだりがある。

 運動会だからと特別なこおとをするのではなく、4月からの楽しかった遊びを、大勢の方々の前でのびのびとやれることが、子どもたちの成長、発達と思っています。それぞれの遊びの中でお子さんの成長、発達を見つけて、よろこんでいただければうれしいです。又、5歳児は各年令の遊びのお手伝いもしれくれます。子どもたちと一緒になって楽しみながら応援できる大人でいたいと思っています。
 
 子どもたちの成長や発達を子どもたちと楽しみ、喜び応援してあげられる大人でいたい。本当にそのとおりだ。素敵な運動会だった。胸ポケットには、汗でにじんでしまった幼稚園の運動会のプログラムが…。けっきょく、最後まで保育園の運動会に見入ってしまったのだった。幼稚園の子どもたち、ごめんなさい。

 


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