ヤグネットの毎日
DiaryINDEX|past|will
17、18日と2001年度の決算委員会にむけて学習会。朝から夕方まで、決算書を1ページずつめくりながら事業評価。僕は昨年に続いて決算委員会のメンバーになった。検討する項目は、契約関係などの総務から上下水道会計まであらゆる分野に及ぶ。2回の議会報告と要求懇談会で出された意見等もさらに調査し質問項目に加えていく予定だ。
北朝鮮による拉致被害者五人の里帰りの様子がいっせいにテレビで放送されていた。肉親との24年ぶりの再会。24年という途方もない歳月。想像すらできず、言葉が浮かばない。曽我ひとみさんが父親と抱き合う姿は何度見ても涙があふれてくる。 突然目の前から愛する息子や娘が消えた肉親の悲しみ、苦しみ、そして怒り。一日たりとも忘れることはできなかっただろう。拉致の被害にあった人たちも、あの国で順応しなければ、生きていけなかったのだろう。 あらためて拉致を働いたことへの怒りがわく。同時に24年という長い歳月は、一時帰国された5人のみなさんに「もう一つの人生」を歩ませたこともまた事実なのだ。そのことを慎重にふまえた対応が必要だと思う。 いま僕にできることは、24年という歳月の長さを可能な限り自分に引き寄せて想像することだ。国家とは何か、政治とは何か。家族とは何か。国際関係とは何か。
|