ヤグネットの毎日
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朝の冷え込みが肌で感じるようになってきた。車のフロントガラスがくもるのをワイパーで払うのが日課になったが、凍りついたフロントがラスを熱湯をかけて溶かすのが日課になるのも、すぐのことだ。 午前中は、八幡市で鉄工所をひらいているの知人のところへ。仕事で新しい開拓に熱心に取り組んでおられる。詳しい話は書かないが、問題意識の着眼点「発想力」と、それを形にして成し遂げる「突破力」には驚嘆するばかり。背筋がピンとなる。 「机や本だけが勉強ではないぞ。目にしたり耳にするものすべてに好奇心を持って何でも知ってやろうという気持ちを持続させることが大切」とのアドバイスが身にしみる。この方とお話をすると、「もっと向上したい」「怠惰な自分を脱ぎ捨てて生まれ変わりたい」という気持ちになってくる。 毎日の実践のなかで、この気持ちが本物かがためされる。
午後は、地元の活動についての打ち合わせ。夜も地元で会議が続いた。
遅くなってから、息子とお風呂に入る。近ごろは頭も体も自分で洗いたがる。「一緒にお風呂に入りたがるのも今のうちか」、と思えば疲れていても一緒にザブンだ。 ゆうべ湯舟のなかで、ポツリと息子が話した。 「ねえ、お父ちゃん。なんで保育園でまわりの子に『かわいいね』『いいこだね』っていうの?」 「なんで?ええやんか、みんなかわいい子たちやんか」と僕。そういいながら内心、なにげない親の行動や仕種を子どもたちがよく観察し、感じとっていることに驚く。 息子は自分にだけ「かわいいね」といってほしいようだ。親の愛情を独占したい時期なんだよ、とピンときた。あえてそこでは、「わかったよ。一番さとしくんがかわいいよ」といってギュとしてあげた。 子どもは、親の愛情を一身にいつまでも受けたいと思っているのだ。それに対して、僕たちは「これぐらい愛情を注いでいるから大丈夫だろう」などと勝手に判断してはいけないのだ。
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