ヤグネットの毎日
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2002年12月08日(日) このままではニッポン沈没との悲痛な叫び

 あいにくの雨。気温も下がっており、雪まじりになるか?と空をみあげる。午後から、出馬にあたってのあいさつまわり。中小業者の経営者の方など、いまの日本経済の異常さを実感する衝撃的な話をお聞きした。

 僕たちは、「長引く不況でくらしも営業も大変」とよく演説で使う。その大変さをどれほど、「わがこと」と受け止め、自分の言葉で表現できるか。そして、解決の政策的道筋を示し、ともに行動するのが議員の仕事だ。今日、訪問したのは、運送業を営む社長さん。
 「日本経済は、2005年には破たんするで。製造業の落ち込みが異常だ。どんどん海外からモノが入ってきて、肝心の日本が地盤沈下やないか。」とまず切り出したこの方は、「関東地方まで走った場合、いちばん景気がいいときは12万円前後の運送料だった。ところが、いまは78000円。来年1月からは75000円に切り下げたい、と取引先の企業が一方的に通知してきおった。最盛期の半分、半分やで。これで、車の維持や人件費がどうしてねん出できるんや。」と怒りをぶちまける。そして、続けてこう話してくれた。
 
 「立派な公園や道路ができて、庶民は今日食べるものに困り果てるーーこんなニッポンでよいのか?そのことをもっとお上や議員は、自分の目でみて確かめてものを言ってくれ」
 
 まったくその通りだ。だからこそ、政治の転換が必要だ。僕にできることは、みなさんのその声を、怒りを声にして広げ、そして政治を変えること。その仕事をぜひやらせてください」と訴えて、その場をあとにした。
 NHKで、「トラック運転手はなぜ過労死をしたのか?」という特集をやっていたそうだ。話のなかで、「議員さんなら見てたやろう?」といわれた。見ていなかった自分が恥ずかしい。どなたかビデオで録画されている方はいないだろうか?ぜひ、勉強したいのでお知らせいただきたい。
 yaunet@fm2.seikyou.ne.jp
 


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