ヤグネットの毎日
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午前中は、地域を回る。城陽のまちは市面積は狭いが、やはり住宅のまちである。「こんなところにも家があったのか?」と驚くくらい、家が密集している。 一つひとつのお家に家庭があり、政治に痛めつけられている人々のくらしがある。ともに政治を変える声を日本共産党とともにあげていきましょう、心を込めて訴えたい。 午後は、短い会議のあとお披露目宣伝で、アルプラザ城陽前へ。西山とき子参院議員、6人の市会予定候補とともに来春のいっせい地方選挙にむけての支援を訴えた。 その後、京都民報からの取材。記者の平山伸一さんは、大学の先輩。いま民報社の学芸部長である。 僕の話を聞きながら涙を流していた。報道だけではなく、京都に住み、働く人びとの息づかい、熱い思い、怒りなどを紙面で見事に表現しているのが、京都民報の魅力だ。
お披露目宣伝での演説原稿を紹介するので、ぜひ積極的にご意見をお寄せいただきたい。
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来年4月の京都府会議員選挙に日本共産党の議席獲得へ挑戦する、矢口まさあきでございます。35才の若い力で必ず政治を変える新しいうねりをつくりだします。前半の府会議員選挙では、矢口まさあき、続く市会議員選挙では、○○さんをはじめ七名の全員当選で、市政をチェックし市政を動かすお仕事をさせてくだいますよう、まずはじめに心から大きな御支援をお願いいたします。 私は、この4年間、市会議員をつとめる一方で、子育てや保育運動にかかわるなかで、いまの日本社会、日本経済の歪み、ひずみを痛感してきました。 あるお父さんは、小さな子どもを抱えながらつとめていた会社が倒産。なんとか、新しい仕事がみつかりましたが、職が見つからない、生きる糧を絶たれているときの不安は、想像するに余りあります。「豊かな社会」といわれながら、あまりにも人間がないがしろにされすぎているーーこのことに強い憤りを感じて市会議員としての仕事をしてきました。。 先日訪問したのは、運送業を営む社長さんです。 「日本経済は、2005年には破たんするで。製造業の落ち込みが異常だ。どんどん海外からモノが入ってきて、肝心の日本が地盤沈下やないか。」とまず切り出したこの方は、「関東地方まで走った場合、いちばん景気がいいときは12万円前後の運送料だった。ところが、いまは78000円。来年1月からは75000円に切り下げたい、と取引先の企業が一方的に通知してきおった。最盛期の半分、半分やで。これで、車の維持や人件費がどうしてねん出できるんや。」と怒りをぶちまけられ、最後に、こうおっしゃられました。 「立派な公園や道路ができて、庶民は今日食べるものに困り果てるーーこんなニッポンでよいのか?」まったくその通りです。だからこそ、政治の転換が必要ではないでしょうか 熊本市や尼崎市では30代、40代の無党派市長と日本共産党が力をあわせて新しい政治をおこしはじめています。長野県の田中知事のもとでも日本共産党は、田中知事に建設的提案で支え応援する役割を果たしています。ムダな大型公共事業を見直して、くらし充実の予算に転換するーーこれこそ全国に広がる新しい政治の流れです。私は、緑や環境を破壊する第二名神道路や木津川右岸運動公園などの大型公共事業はいったん凍結、見直しをして、くらしと福祉を応援するあたたかい府政に転換するために全力をあげます。 すでに私たちの住む城陽では、大西前市長の誕生で、新しい政治の流れを全国に発信しました。大西前市政は、富野幼稚園の存続を決め、学童保育所の全土曜日開所を実施するなど子育て支援に力をいれながら、国保料の3年連続引き下げ、中小企業むけの融資限度額を750万円から1500万円まで引き上げるなど、予算の使いみちをくらしや福祉最優先に切りかえてきました。そして、厳しい財政状況のもとでも、市の借金を、四年間で約二十五億円も減らすなど財政の立て直しに全力をあげてきました。 今度は、府会での私の当選で、ふたたび全国に市民のくらしと福祉、教育に思いきって力を入れる新しい流れを発信しようではありませんか。 私は、自分の幸せだけではなく、まわりの人たちとともに幸せをつかみたい。その思いで日本共産党に入党し、市会議員にもなり、このたび、府会候補になることも決意いたしました。 みなさんは、シャボン玉という童謡を御存じだと思います。これは、童謡作詞家の野口雨情さんが初めての子どもが生まれて数日で死んでしまった悲しみをうたったもので、「かぜかぜ ふくな しゃんだま とばそ」には、餓えや貧困、戦争で小さな命が奪われる社会を批判し、未来ある子どもたちが傷つけられることない平和な社会を、という野口雨情の思いが込められている、といいます。 小さくかわいい命を、天皇の子ども、すなわち「赤子」とよばされた時代、子供が生まれても育てるお金がお家に無かったりしたら、その子供を口減らしの為に、餓えをしのぐために、ときには「間引き」といって、細く小さな首に手をかけなければならなかったあの暗黒の時代。そのときに、人間の命はなにものにも代えがたいもの、人間の命を守り育てよう、戦争に反対し平和な世の中をつくろうと、命をかけてたたかいぬいた人間集団、それが日本共産党です。 私は、この日本共産党のやさしさと強さのためされずみの歴史に誇りと確信を持って、今日の時代の小さな命を守るために、訴え抜きます。 国民いじめの最悪の政治が続く中で、日本共産党と心ある無党派の皆さんが力をあわせれば政治は変わるという新しい地方政治の流れを、さらに確実に進めるためには、日本共産党の議席を増やすことが、その確かな力だと確信しています。 歳の若い力で私は挑戦します。みなさんのご支援を心よりお願いいたします。
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