世を忍ぶ仮の日記
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2002年01月05日(土) 体の限界へのチャレンジ

長らくネタが無くて「豆」とかで誤魔化してきました。すいません。

バレエ、行ってきました。
いわゆる踊り初めっていうヤツですかね。
2月から今行っている教室が無くなるということで、場所と先生を変えてみたんですが。
慣れないと辛い師弟の関係。
そしてあらためて「体が柔らかいのは罪」という焼き印を入れられ、しょぼんとする。
みぞれ降りしきる中、澁谷に行きました。
矢張り寒いからか人は少な目で寒かったんですが。

先生が思いつきのままぽんぽん口に出したことをとりまとめると、私はこうなってしまいます。

「どこかお星様に住んでるような中国雑伎団の体のふにゃふにゃちゃん」

なんじゃそりゃあ!
と心の中で叫んでいましたが、割と顔には出ないタイプで忍耐強いので、ぼーっとしているだけに見えたらしい。
最初は「折角良いからだしてるんだから」と言っていた先生も、私の関節技(例:小指が手の甲につくなど)を披露すると「いやっ気持ち悪いっそんなもの見せないでっ」と言って逃げました。ひでぇ。最後は「その体、これからバレエやっていくんだったらとっても苦労するわよ」と哀れんでくださいました。ええ。苦労してますわ。しかも「足の股から顔が出てきたりするわよ!」とか騒いでいたが、んなバカな。やってみては居ないがそれは無理だろう。

…思い返すと指もこの所為で人より10年苦労してきたんだよ。関節なんて固い方が伸ばしゃいいんだから楽じゃんよ。人並みの指にするまで曲が弾けずにオレは……オレは…(めさ鬱)。
手の指4本でしゃくとり虫やって遊んでいるとピアノが弾けなくなるので良い子は真似しないように。
しばらく体調崩して踊っていなかったので、とても疲れました。
肩は、片方が人並みで、もう片方が人並み外れて曲がるくらいに回復しました。
比較してみると、曲がらない方の腕は、どうやら人並みには曲がっているみたい。
首も、曲がらないなりに人並みらしい。
多分骨組みは曲がりやすいけど筋が痛んじゃったのね。
ああもう、私の体って本当に分からない構造になってるわ。
例えば頭蓋骨が動く感覚って分かります?
私疲れると頭蓋骨がねじれるんです。

3時間踊っていると足が笑ってきました。
終わる頃にはちょっと歩けなくなってたりして。
でも気合いでそのままバーゲンへ直行。
鞄の福袋が1万円の福袋が5千円になっていたのでそれを戴いて、ついでに楽譜が入るサイズの鞄も買っておきました。ホワイトの鞄ってあっという間に白くなくなっているからね。あれはなんとかならないもんだろか。
まだ少し毛糸のものは着れそうにないので、ニットバーゲンには触らずに、コート探してましたが、澁谷パルコには理想のコートが無かったので、西武へ移動しました。

そこで私は理想のコートを見つけた。
なにもかもが理想。
他の洋服も全て「一つ格上のお嬢様」ていう雰囲気で、ラインも美しく素材も良く、色も綺麗で。
と思ったら。
格も上だが0も一つ上でした。
がびょーん。
640.000円なのね。64.000円だと思ってたわ。
それの30%オフってけっこう値段引いて貰えるんだけど。引かれる単位も大きいけど、残りも多いってば。
払えねぇっつーの。30%オフじゃなくて0ひとつ減らせー。
理想……。白いふわふわのラビットファー。でも着ても太ってみえない。本物のお嬢様って感じ。
ああああ。私はそういうの着る女の子になりたかった…ガクッ。
他も一応練り歩いたんですが、流石にどれを見ても全部がくすんでみえました。
罪なコート。
家に帰って報告したら。
母お得意の「人をバカにしとる!」という台詞を言ってましたが。
でもショート丈の同じコートは値下げを待たずに売れてしまったそうな。
母と二人で「お金って…あるところにはあるのよね」と凹んで。
キャッチ入ったので電話切りました。
ああ、足が痛い。疲れた。
明日もしも動いたら私を誉めて。
と思いつつ、ゼミのネタの為にバルカンダンスの先生に電話したら「明日しかダメなんだけど、明日来れる?」と言われ、「はい!それはもう勿論で御座る!」と一生懸命かじりついた自分がいた……。
いつか死ぬよ。


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