2006年11月28日(火)
GISの掲示 |
アルファベットを全部数えるプログラム作れとかいてあったら,文章の中のアルファベットの文字数を全部数えてたしあげればいいのかのか?って思うよねこんにちは。僕ってなんて馬鹿なんだろう。
掲示板の「Web-建築情報処理履修中の学生へ」っていう掲示が他学科の掲示ながら香ばしくて思わず他学科なのによんでしまった。とにかくすごいキレてることだけは伝わってきた。どういうものかというと,Web-GIS演習っていうのを行ったらしい。で,そのアンケートを回収したいんだが学生がかいてくれなかったらしくて,それを発端に,その他も色々あったのか,色々なことにキレていて結局何にキレているのか掲示だけでは判断できなかった。
確か「Web-GISは文科省から800万円の支援をうけて行った講義であり,講師もGIS界の一流の超多忙な講師を超安い給与できてもらっているのに,教育に対する感謝の念がなければ,アンケートも書かない。このアンケート結果は広く世間に公開されるものであり,ということはここの大学の学生が劣悪であることを世間に知らしめるものであって,ということは君たちおよび後輩の就職は厳しいものになるであろう,こんなことではこの講座は閉講せざるをえないし,講師もきてくれなくなるだろう,いや大体これから激動の世の中になって2007年から3年にわたって団塊が300万人辞退する中,新しく雇われる若者がそんな甘ったれでは企業はそんなやつ雇わないで団塊の勇士を再雇用という形で雇いなおすであろう。くれぐれも反省し態度を改めるように」とかなんとかそんな内容だったと思う。すげえな。GISについてはやったことがあるのですこーしだけ思い出す。
漏れ高専時代の卒業研究がGISだったんだが,GISというのは最近ではじめた技術だからはっきりいってソフトも高価なものしかない。本にしても新しい概念だから,文系科目のように安くてわかりやすい本なんて便利なものがない。ま,理系の専門書でわかりやすい本なんてみたことないけどね。
ネットワークGISソフトっていうと高専の連中が使っていたのはSISってソフトだったんだが,それは100万円以上もする高価なソフトで,プロ並の研究をしたければとにかく100万円だせという格好。周りでも色々苦労していた。(それでも昔の地図に画鋲さしてたり色鉛筆でごしごしぬってたころよりはなんぼかマシらしい)またGISをまじめに使える人間っていうのは今まだまだ少ない状況で,GISが使えれば多忙になれるという格好,だからGISをやるというのは今後20年くらいは食えると高専の人はおっしゃっていた。
ちなみに漏れの使ったソフトはというと,SISはネットワークGISソフトだから,マザーコンピュータがないと使えないタイプだったので,つまり学校じゃないと卒研できないという格好。進学活動で群馬にいって学校を休んでしまうとか学校にいる暇がないとき家でも卒研やりたいなー…という考えをもっていたのでMANDARA Freeというフリーソフトを使った。卒業論文まだパソコンに入っているが,まぁこれを使うと国のWebから国勢調査と国土数値情報落としてエクセルにうちなおすだけで,MANDARAがエクセルをよみこんで地図を生成してくれる。ネットワークソフトじゃないからマザーコンピュータ(サーバ)もいらない。
致命的なのは周りにGISをやっているえらい人っていうのがその教授しかいなくて,つまりGISをやっている企業というものはない。大学にアウトソーシングしてまるなげしている状況だった。自社開発もしているところもあるが,おそろしく一部だ。一部のエリート大学とちょっとクールな大学で細々とやりはじめた程度という現状だった。つまり引き続き卒業してからもやりたければ国立のN工大なりT波大なりに逝くか学科鞍替えして編入しろという状況で,入りづらさを考えるとなえまくる話だった。多分GISはここにいる間だけ取り組む技術かもななんて予想していたら案の定そうなった。T波大なんてどうせ受からないんだしなにより遠いし受験料の無駄だよ無駄と受けすらしなかった。
というわけでつまりなにがいいたいかというと,M工大でそれやってくれうんだったら,もし建築に入っていたら多分興味から血迷ってその科目とって話だけでもききにいっていたなと思ったという話でした。
ではでは。
|
|