Mother (介護日記)
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今回の入院では、母は病室から出てはイケナイと言われているので、 毎日の面会時には、いくらかのお手伝いをしています。
まず、お風呂に入れないので、洗面器に熱いお湯を汲んできて、身体を拭いてあげます。 (入院翌日だけ看護婦さんが身体を拭きに来てくれたようですが) 頭も、ブラシで梳かした後、タオルで拭きます。 これだけでも、さっぱりしてかなり気持ちが良いとのことです。 昨日は、絹江が一緒に行ったので、絹江が拭いてあげました。 母の昨日の日記には 「絹江ちゃんに熱いタオルで身体を拭いて頂き、気持ち良かった。 とてもうれしかった。気持ちが」 と書いてありました。
日記を書くために用意したノートには、 荷物の受け渡しの記録などを付けるようにしました。 その他に、家族のスケジュールなどを記録して、 会話とは別に、あとで確認できるようにしてあります。 今日は 「隣の○さんは『娘に電話して』とか変なことばかり言って困る。朝6時半から。 お昼にうなぎが出て美味しかった」と書いてありました。
先日、小学1年生用の漢字練習ドリルを買ってきました。 病室でやることがないので、暇つぶしに文字の練習にでもなれば、と・・・ 母は字を書くことは嫌いではないのですが、誤字脱字が多いので、 この機会に、少しづつ覚えてくれたらいいな、と。 「読みがなをつけましょう」のところに漢字で書いていたりするけれど、 別にどっちでもいいや(^^ゞ 真剣に「教えよう」などと意気込んでも無駄だということは、充分に承知しています。
私が行く頃はちょうどお茶が配られて、やがて食事が運ばれてきます。 今日はすいかが出ました。 それもかなり大きめの。 ナイフで一口サイズに切ってあげました。 母はお昼のうなぎも、すいかも大好きなので、 今日は母にとってはスペシャルメニューになりました。
食事が終わると、入れ歯を洗いに行って、専用の容器に入れ、洗浄剤に浸け置きます。 これは、次の朝、看護婦さんにすすいでもらうように、お願いしてあります。
そして、おかわりのお茶をもらいに配膳室に行きます。
病室にポータブルトイレを置いて使用しているので、それをトイレに行って捨ててきます。 最初は、ちょっと戸惑いましたが、慣れました(^^ゞ
通常は、私が着いてから約1時間後に仕事を終えたレフティーが迎えに来てくれますが、 仕事の都合で、お迎えにきてもらえず一人でバスで帰る時は、 面会時間が30分しかなくて、とてもせわしなくなります。 次のバスは1時間半後までないものですから(-_-;) 2時間の面会では長過ぎて患者も疲れるだろうし、 こちらも帰宅が20時では、疲れてしまいます。
今日も、レフティーの仕事が遅いと言うことでしたが、 私も少し座りたかったので、バスを諦め、タクシーで帰ることにしました。 やっぱり、1時間あったほうがいいな。
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