Mother (介護日記)
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夜中にたまに咳が出ることがあるけど、 今朝はかなり辛そうだったので、私も起き出して隣の部屋に見に行った。
こういう時に、狭い家っていうのは便利です(爆)
注文していた年賀状を届けにきた同級生が、 転勤するから家を貸すって言ったけど、 2階建ての家では、母を1階に住まわせたとしても、 生活が完全に分離してしまうので、咳ぐらいでは聞こえてこないだろうし、 精神的にも寂しい感じがすると思う。
ここは13.5坪の平屋で、 6畳の居間と、6畳の子供部屋兼寝室、そして4畳半の母の部屋。 トイレに行くのも、冷蔵庫に何かを取りに行くにしても、お風呂に入るにしても、 どこで誰が何をしているかが、すべて見渡せるという素晴らしい?間取り。^_^;
ところで・・・
まだ真っ暗だったけど、時計を見たらもう6時少し前だった。 私が駆け付けると、母はいつもすまなそうに 「大丈夫、大丈夫、ありがとう」と言う。 なにも、喘息のように息苦しい時に言わなくても・・・と思うけど、 自分の咳がうるさくて起こしてしまったことを気にしているらしい。
水筒のお茶を飲ませて、背中をさすって、落ちついた後、私は布団に戻ったけど、 しばらくしてまた咳き込んだので、母のベッドで一緒に寝ることにした。 このベッドは通販の折りたためるタイプで、それなりにきゃしゃな作り。 買い直そうかと考え中だけど、添い寝をすることを考えたら、 セミダブルやダブルにした方がいいかも・・・
そのまま眠ってしまい、起きたら10時だった。 「良く眠れたかい? 起こしちゃって悪かったね。」
母は、今、普通の人です。 自己満足かも知れないけど、してあげたい気持ちと、 ありがとうの気持ちのバランスがうまく取れているんだと思う。
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