Mother (介護日記)
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2002年10月29日(火) 市役所を動かしたFAX

タクシーの運転手の応対については、12日の日記で書いた通りである。

その件につき、今月15日、私は市役所宛てにFAXを送ってあった。
(FAXにしたのは、要点を手短に伝えようと思ったから。私にしゃべらせると長くなるので)

大方の内容は次の通り。


 * * * * *


『 障害者がタクシーを利用する場合の乗務員の対応について、行政による指導をお願いしたい 』

『 私個人が市内の各タクシー会社に改善を求めるには限界があるので、
 ぜひ、お力をお借りしたい 』


( この件では、県のタクシー協会に宛てる方法もあるのだけど、
  市役所社会福祉課にて『障害者認定』の手続きを取り扱っているので、
  現状を把握してもらう意味も含めて、相手先を居住地のタクシーに限定し、
  市役所に依頼することにした )


1.運賃の1割引については全車両が料金の一覧表を常備し、清算時間の短縮をして欲しい。

2.スムーズな乗り降りのために、車椅子の積み込みに協力して欲しい。

3.目印の建物までしか来てくれないが、自宅を覚えて欲しい。

4.外で呼んだ時には、名前を確認して欲しい。
  (違う人を乗せて行ってしまったこともあったので)

5.車椅子だったからか、乗車拒否にあったこともある。


 * * * * *


これについて、今朝9時前から、市役所の担当者より
『各タクシー会社に配布する前に、作成した文面のチェックをして欲しい』との電話があった。

私も偉くなったもんだ(笑)

・・・なぁんて浮かれていたところが・・・

こんな時に限ってFAXのインクリボンが切れてしまい、
一枚目の送信票だけが出てきたが、これでは内容がわからない・・・(-_-;)

で、“見てからプリント”という機能を使って設定をしなおしたら、
読むことはできたが、その小さな画面で文書のチェックをする羽目になってしまった(T_T)



市役所では“お願い”と優しい書き方をしており、
しかも、「今般、障害者のご家族の方から要望が寄せられましたので」と断り書きがあるが、
いちいちそんなことまで書かなくちゃダメ?

「要望」というより心の中では「苦情」レベルなんだけど。


でも、まぁ、一枚のFAXが行政を動かした、ということで、これは大きな進歩だろう。


文面の3箇所について、表現を少し直してもらうことにして、担当のS氏に電話を入れた。


文書は近日中に各タクシー会社に郵送されるであろう。
運転手の中には「これを言ったのはアイツだな」とわかる人もいるだろうけど・・・

改善されたかどうかについては、嫌だったタクシーにも乗ってみないとわからないね。


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