Mother (介護日記)
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2002年11月02日(土) デイ、欠席。

今日は土曜日なので、
通常なら8時半からの7時間、母はデイサービスに出かけるところだが、
明け方にもかなりの咳き込み、今朝も然り。

このような状態ではどうせ出かけて行っても、またブツブツ言われるだけだし・・・
先ほど、休むと連絡を入れた。

ケアマネには先日も言ってあるけど、
今後も、施設の利用はずっと無理だろうから、しばらく休むと言った。

( 電話に出たのはPTAでの知り合いのKさんだった。
  やはり元看護婦さんでしっかりした方。
  偶然にも弟さんは高校の部活の後輩だと、数年前、役員活動の後のお茶会で知った。
  私は、彼がいつも右手をズボンに突っ込んでいるのを『態度が悪い』と思っていたが、
  その後、実は彼は右手指に障害があるので、それを隠すためだと知って驚いた。
  人には他人にはわからない、いろいろな事情があるものだと思った。
  その後、別の友人を介して、仲間で一緒に出掛けたこともある間柄にもなった。
  我が家での、母との七転八倒の経緯を知っているKさんは、
  「同居してるの? 頑張ってね、いや、頑張りすぎないでね」 と言ってくれた )

ヘルパー派遣の調整をしてもらったところ、
Sという業者で、毎週木曜日の1時から4時に利用ができそうだとの電話が先日あった。

しかし、木曜日というのは、2週間ごとに内科の検診が入っているので、
利用するならその合間に、ということになる。
再び、隔週での利用が可能か、業者との調整をすることになった。

また、別の業者にも依頼して、
デイと同じように週に2回の派遣になるようにしてくれるとのこと。

ヘルパーには『見守り』という仕事があって、
家族が出かけている間、看ていてくれるというもの。
こちらの要望次第では、
母の話し相手になったり、一緒にゲームをしたりしてもらえるようである。

また『訪問入浴』では、ヘルパーが入浴介助をしてくれる。

しかし、我が家には未だにシャワーがなく、追い炊き式である。
他人にお風呂に入れてもらうには、非常にやりにくい環境で申し訳ない。
家族で対応した方がいいのではないだろうか。

訪問入浴については、
先日ケアマネが訪問した時に私が愚痴をこぼしたから、配慮してくれたものだ。



私がうちで母を入れる時は、私が先に入って髪と顔を洗ったところで母を呼び、
髪と体を洗ったところで湯に浸かり、その間に私が体を洗う。
母が温まったらバスローブを着せて、絹江にバトンタッチして部屋に連れて行ってもらう。

夏なら、ここまでで放置していても良かった。
汗が引くまで、バスローブのままベッドに座り込んでいた。

しかし、もう季節は変わっている。
素早く着替えをさせて、濡れた髪もドライヤーしなくてはならない。
風邪でも引いたら大変なことになる。

ところが、この間、絹江にバトンタッチしようと思って浴室から呼んだところ、
「え〜? 私が? ・・・勉強してるのに」 と文句を言った。
それを聞いていたレフティーが 「お前以外に誰がやるんだ」 と言った。
母は歳をとっても女性であり、
多少ボケてはいても、レフティーの前を裸で歩くようなことはしない。
トイレで濡れたおむつを脱いだ時は、ホンの数歩で自分の部屋であるのに、
わざわざズボンを履いてから、部屋に戻る。
そのため、部屋に戻ったら、おむつを履くことをすっかり忘れてしまうことがあるので、
トイレにもおむつをおくことにしたのだった・・・恥じらいは残っているのだ。
レフティーは、着替えを手伝うことについては母の気持ちを考えて、
危機的状況でない限り、今のところはやらないつもりだ。



この話しで『家族にかかるわずかな負担が、ストレスとして重なっていくから』 と、
ヘルパーによる訪問入浴を勧められたというわけだ。



ヘルパーが来てくれるのは、3時間。
デイサービス利用時の7時間に比べて半分以下である。
そうそう遊びには出られない。 ← まだ遊ぶつもりか(笑)
ランチやアフタヌーンティーでも、行き帰りを含めたら、のんびりはできないだろう。
レフティーと買い物に行くにしても、効率良く回らなくては・・・


『お友達のみなさん、私からは出れそうにないので、うちに遊びに来てください。
 部屋の大幅な模様替えを検討中です。』


絹江の要望もあって、近いうちに家族一緒の写真を撮ろうと言うことになった。


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