Mother (介護日記)
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2002年11月06日(水) |
デイを休めば連れまわすことに |
デイサービスはしばらく休むと言ってある。
しかし、 休んだからと言って、自宅でのんびり寝て過ごしてばかりもいられない。
今日は、一昨日に引き続いて、買い物に出掛けた。
母が具合の悪いこの時期に、 居間の模様替えなんぞを、わざわざ考える私は親不孝だと思うけど。
母を連れて出かけることは、赤ちゃんを連れて行くのに等しい。
着替えさせる前に「トイレは?」って聞いた時は「いい」って言ったのに、 コートも着せて、さぁ靴を履きましょうって玄関に来てから「トイレ」とか言う(-_-;)
靴を履かせようとしたら靴下を履いていなかったとか、 どうも話しが通じないと思ったら、補聴器をしていなかったとか、 食後の薬をまだ飲んでいなかったとか・・・
毎回、キレそうになってしまう。
しかも、そこに、移動に伴ってセキの嵐。
連れまわすことへの罪悪感と、自分達のペースで動けないというイライラとで、 玄関の鍵を閉める頃は、ストレスもピークに達する。
ましてレフティーは、出かける30分前まで寝ているし、 自分の仕度だけで玄関を出ようとするし。
たとえ夜、同じ時間まで起きていても、 私には絹江を送り出す母親としての義務があるから早く起きなくちゃならないし、 (実は、昨夜も遅くまでレフティーとあれやこれやと話し合っていた。 その影響もあってか、起きたら8時15分で、またまた絹江を遅刻させてしまった) 洗濯をするのも、主婦としての仕事だし、 ぬるいお茶の水筒や、おむつ等の持ち物を準備したり。 母の着るものの準備や着替えの手伝いは、男性のレフティーにはできないのだけど、 私だって、出かける前には少しばかりお化粧もしたいし・・・
前にも書いたような気がするけど「どうして私ばかりが忙しいワケ?」と思う。
幸い、母のセキは車に乗ってから水筒のお茶を飲んだら治まったけど、 これじゃ、デイサービスをなんのために休んでるのかわからない。
少なくとも母のためにはなってない。 施設の人や他の利用者の迷惑にはならなくて済むけど。
寝かしておくだけでいいから、預かってくれ・・・
そうそう、今日は絹江の学校で「進路説明会」があった。 レフティーが休みでなかったら、私は行けなかったかも知れない。 文化祭の日から、また寒くなって来ているし、体育館は特に冷えるし。
ってかね、そもそも30代で介護っていうのが、やっぱり厳しいよね。 まだ私は子育て中じゃん? 学校行事あるじゃん? 働かなきゃ将来不安じゃん? (いや、そういう私が一番お金を使っているのだが) 子育てが一段落するまで、待っててくれよ〜(T_T)
そうは言っても、 50、60代になれば、それもまた自分の体力との問題も出てくるだろうし、 自分の配偶者が既にいない場合、収入面での不安もあるだろうし、 バリバリ働いていれば、仕事か親かの選択に苦しむだろうし。
どちらにしても、一人にしておけない人がいる、って言うのは大変です。
ってか、親戚で急な用事ができた時、元気な人はショートステイで預かってもらえるけど、 デイサービスも断られてしまう母の場合は、どうするんでしょうね? その時だけ入院するとか? ベッドはそんなに余っていないって? 母のあのセキでは、個室を勧められるだろうな。 いや、個室でも病棟中に響き渡って、他の患者さんが寝ていられないって。 そうすると、やっぱ、レフティーに仕事を2日間休んでもらって〜
・・・考えたらキリがない(-_-;)
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