騎馬民族

2002年07月15日(月) 心の中

起きてから、お父さんの部屋に行った。

お父さんの部屋からは朝からジャズが流れていて、毎日揺れるイスに座りながらソレを聞くのがさえ父の日課だ。

お父さんの横に正座して座ってみた。
「お父さん?」「ん?」
「行かせてくれて有難うございました。」
頭など下げて見たのだけど、どうにもぎこちない(笑)


いや、自分のお金で行ったんだけどね?
なんて言って良いかわからなかったの。
なんか言いたいんだけど、なんて言えばいいのかわからなくって。
でも、何か言いたい。みたいな?

そしたらそんな言葉になっちゃって(笑)

瞬間、お父さんが私を見てニッコリ微笑んだ。
「良かったな♪」
「うん。」

そのお父さんの笑顔で涙が出てきた。
何の涙かわからないけど泣けてきた。
お父さんの笑顔が嬉しかったのかもしれない。


「今度は友達と皆で行け。皆で行くとあそこは良いぞぉ」

そう言う父の言葉を聞きながら「うん、うん。」と頷くだけだった。

会社に行ったらもちろん後輩に言われたね。
「泣きました?」

あぃ(涙


そんなこんなの朝だった。


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