道を歩くでしょ
舗装されていたり 砂利道だったり 獣道かもしれないし レールが敷かれているかもしれないし もしかしたら道すらないのかもしれない
その先にね 何があったとしても その道を歩くって決めたのは自分なの みんな みんなね
なのにさ 歩き始めると 選択した自分の最初の意志すら忘れて 何かしら言い始めるんだ 人ってのはね
ぬかるんでるから歩きづらいとか 靴のサイズが合ってないとか 今日は気分がのらないとか お腹が減って動けないとか 坂道がキツくて足が上がらないとか 向かい風だから進めないとか 歩くことに慣れてないとかさ
そうして 時にはその道自体否定したりもする
あなたが誘ったからこっちに来たのにとか 道しるべが間違っていたんじゃないかとか 本当はここにいるべきではないとか こんなはずじゃなかったとか 自分以外の何かが 間違ってるんだってね
本当にそう?それでいい?
気付こうよ どんな時もその道を選んだのは自分だってことをさ 遠回りでも損ばかりじゃないって 今歩いている道が確実にそこにあるんだって
道が違うって思ったなら 方向転換もいいじゃない 道が見当たらないなら 切り開いていけばいいじゃない 大変かもしれないけどさ 面倒かもしれないけどさ
大丈夫!間違ってなんかいなんだよ いま居るこの道が まぎれもなく自分の道 振り返って見てご覧よ 確実に自分の足跡が道を作り歩んできているんだから
せっかく自分の足で歩いてきた その時間と経験を 「違う!」なんて思わないでさ 足腰強くなったなぁって自分を褒めてあげながらさ 疲れたら休めばいいし 時々景観を楽しんで そこからまた歩き出せばいいんだって
歩ける自分であるって幸せを しっかりと感じながらさ 大地に着いたその足で 地面を踏みしめて行こうよ
人生ってものもさ 自分で歩んでいける道なんだよ 鍛えた足は 置き換えれば心かな 自分自身で歩くんだって決めて生まれてきたんだからさ 誰かに委ねた生き方じゃなく 自分の意思で 前に進んでいくんだよ よくここまで歩いて来たなぁって 自分をしっかり褒めてあげながらね
久々に青春時代の足跡を辿って引っ張り出してきた詩を 下に続けて載せちゃいます。 ぐんぐん前向いて歩いていこうぜッ♪( ̄ー ̄)ニヤリ
【崩された 夢】
夢があったの 幼い頃からの ずっと大切に胸に抱いてきた 光輝いた夢が でもそれは 大人に近づくたび 汚れた空気に触れるたび 少しずつ少しずつ 輝きを失って 17歳の春には とうとうただの石ころになった 輝いていた宝石は 単なる石ころになった
「お前には無理だ 諦めろ」 頭ごなしに押さえつけて あたしをわかってはくれなかった大人達 どんなに憧れてきたのか どれほど本気なのか それさえ聞き入れてくれなかった ひとつずつ拾い集めた夢を 大切にしまっておいた宝箱を 無惨にも あたしの前で踏みつけた大人達 散らばった夢のかけらを拾い集める気力さえ失って 途方に暮れ 大地に膝落としたあたしを 「ほらみろ やっぱり無理だったろう」 そう嘲笑って 無責任に立ち去って行った 誤りもしないで・・・ そう仕向けたのは あんたたちなのに あたしが悔しさに涙した夜を 大人達は知らない
夢があったの 幼い頃からの ずっと大切に胸に抱いてきた 光輝いた夢が でもそれは 大人の言葉を受けるたび 大人の世界に触れるたび 少しずつ少しずつ 輝きを失って 17歳の春には とうとうただの石ころになった
【崩された夢から】
こわれかけた夢を ひとかけら拾ったら 絶望の中に 今にも消えてしまいそうな 光をみつけたよ あたしはそれを 消さないように 必死にかばって暖めてきた
そして今 あたしは 新たな夢を抱えているよ 胸に溢れるほど強く輝いて 希望に満ち満ちている あたしは18歳になって 中途半端な大人達の世界で 今度こそ負けない 夢をつかんだよ
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