突き刺さるような雨の夜ビルの屋上で夢を見たそれは ほんの一瞬だったがまぎれもなく今、一番欲しい物を抱きしめて夜の闇に沈み込んでゆく僕の年老いた姿だったお前が崩れてゆく迷いの狭間で寒さに震えては動けない未来気付かないうちにそっと呪いをかけておいた明日、背中の傷痕に夢を見せられるよ古ぼけたグレイの壁に狂った叫びを閉じこめるHERE COMES THE FULL MOON