エスキースが迫っていますが、蛍を観に行ってきました。 名古屋でも見られることに驚きました。守山区の公園。
なんだか、感動して泣きました。 色々なことを考えさせられたから。 見に行ってよかったと思います。きっとこのことは、一生私の心に残るんだと思う。
蛍が光っていられるのはほんの少しの時間。蛍にとっての一秒が私たち人間の一日のようなもの。けれどその光は、すごくきれい。 光ったり消えたりしながらゆっくりと飛び、時々草木にとまって羽を休める蛍。 それは、短い命が一生懸命光っているようでした。 今日、私がみた蛍たちが死んでしまうのが悲しいことと、だらだらと過ごしていた自分のことを思いました。もっともっと一生懸命にやれるはずだと、いわれているようでした。
そして、環境のことを考えた。 その公園の蛍は、幼虫が放流されて、育ちます。 昔は蛍がどこにでもいたという。 どうしていなくなってしまったのか、環境の破壊は誰が起こしたのか。 元に戻すことはできないのか。 はじめてこんなに真剣に環境問題について考えた。 この公園のような場所が、もっと増えたら良い。蛍が住めるような川を、もっと増やしたい。 今日、学校の講義で先生がおっしゃったことで、「焼け石に水、というけど水をかけたらほんの少しでも、0.何度でも温度は下がる。少しでも、変わるんだ。」という言葉について何度も考えた。 環境は、すぐには良くなりはしない。絶対に、時間はかかってしまうもの。 けれど本当に少しずつでも、良い方へ変わっていけば良い。焼け石も、水をかけ続ければいつかはただの石に戻るはず。
蛍をみて、私と同じように感じてくれる人が一人でも多くいるといいと思った。
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