脳内会議。

2005年07月11日(月) プレゼンテーション

久しぶりにマウスを使ったらなんだかクリックに対応しきれていない。
いつからこんな鈍い子になったのか。
マウスの名前は・・・わかる人にはわかるはず。定番だからね。(笑)

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さてさて。久しぶりの日記です。

集合住宅のプレゼンまでもうあと一週間。(で終わらせたいと私は思っている。)
で、思ったんだけど・・・。
私ってこないだどんな風にプレゼンしてたっけ!?
思い出せない。緊張しすぎて胃がめちゃめちゃ痛かったことしか覚えていません。
ある人によると、へらへらしていたそうですが。(T_T)
・・・今回はへらへらせずにやりたいところ。
どうすれば良いか考えてみた。

プランを考えるとき、あたしの場合どうしても譲れない自分の主張というものにかけていることが多い。
先生とかに「こうしたらいいんじゃない?」と言われたら「あ、そうですね」とわりと簡単に納得してそのままそれを実行してしまったりする。
けどそれってどうなの!?
もしかして、ダメなんじゃ・・・。
と、いうことを4年生の先輩と話していて今日やっと気づいた。
なんか、もっと、自分のやりたいことを明確に考えなければならない!
そうすればもしかしたらプレゼンもはっきりちゃんと喋れるのかも。

もうひとつ。
「これはここが良いんだよ!」っていう主張をちゃんともつ。
「良いんだよ!」っていうポイントはひとつでも良い。
つまりそれがコンセプトになる。
コンセプトを軸にしてはじめから考えることはたぶん大事。
他の部分は「さりげなく良い」か「まぁ良い」くらいで何もかも良くしようとしない。
あれもこれもって欲張れば絶対に明快な答えは出せないから。

今日は先輩のプレゼンを見ていたのだけど、やっぱり喋れてる人は上手に喋れてる。
ゆっくりはっきり、それでいて角が立たず、わかりやすく。やりたいものです。

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メディアテークについて

先輩たちの課題が、メディアテークだったので私の考えるメディアテークって何か。(即席思考)

私がせんだいメディアテークに行ったときは、建築のことも知らず、伊東豊雄のことも知らず、ただ単に仙台でどこがおもしろそうかってあそこしかなかったから。
思い出してどんなのだったか書いてみる。
入ったときに思ったことと言えば「なんかすごい、柱が」みたいな感じ。
「ガラス張りだなぁ」とかも思ったかもしれない。
てゆうかあたし写真撮ったはずなんだけどあのデータはどこへ行ったんだ。
そして、今思えばあそこにはコンセプトブックやらメディアテーク建築に関する本が売っていたけどあたしは興味が無かったらしい。(もったいない!)
なんかすごい柱がいっぱいで、斜めになった赤い柱とかがあった気がする。一階が凄く広くて天井も高くて、インフォメーションと、カフェとショップ(デザインに関する書籍とか)が仕切りなしで入っていた。
入っていたけど空間はまだかなり余りまくっていて、奥の方とかは何に使っていたのか覚えていない。柱は奥の方にあったんだけど周辺には人がいなかった気がする。
ガラス張りで明るいはずなんだけどあんまりその印象はなくて、逆にでかい建物なので真ん中あたりは少し暗いくらいだったかも。
エレベーターがガラス張りで上には図書館フロア、展示フロア(として使われていた)、会議室みたいなのがあったかな。
展示フロアなんかでは、通りに面したほうがかなり広い廊下になっていてデザイナーズっぽいベンチ(なのか?あれは・・・)がありました。気持ちがよい空間だった。
図書館フロアは奥に行くほど静かな感じで閲覧用机とか自習用机があった。良いなと思ったのは奥のそれらのスペースは半階くらい階段を上ったところにあること。これならかなり集中できそうだった。上がれば、天井も低いし、逆に本が置いてあるところの天井は高くなるし。
ただ閲覧室はあんまり広くなかったかな。中央あたりに閲覧用のベンチが弧を描いてあったのを覚えています。

せんだいメディアテークについて覚えているのはそれくらい。

「メディア=情報」だけども、せんだいのものはそこまでハイテクというイメージは無かった。
むしろ地域住民の発表の場と言った感じに使われていて、絵画展とか習字展とかが行われていた。
『メディアテークとはフランス語で「メディアを収める棚」という意味で、新しい公共施設の創造を目的に付けられた名称』らしいから、あの建築は「棚」ということに対してとても明快に答えてるものという感じがする。

じゃあ、「新しい公共施設」ってなんだ?
それって、複合施設ということかもしれない。
今回の名古屋の敷地も仙台の場合も、美術館は近くにあるのだけど、メディアテークの位置づけとしてはそれよりもかなり地域に近しい存在で、入っていきやすいものといった感じだろう。だから、建築には透明感がある方がそれを表現しやすいかな。
そして、図書館やギャラリーはそこにたまたま入ってきている要素であるから、そこまで重要というわけではない。ただ、使われ方としてはそれが有効、ということ。
だから空間としてはフレキシブル。
今の私の考えとしては「使用法が限定されない公共の複合施設」。
もしくは「使用法がある程度決まっていても他の使用法も可能な空間の積層」。
でしょうか。

今はまだそれくらいです。
もう一度せんだいメディアテーク見てきたいなぁ。


     


サナ [MAIL]

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