友人が、結婚10周年。
絵葉書を送った。 とってもご近所さんなのだけど、たまにはこういう アナログなお便りも、したくなる。
マリー・ローランサンの「ラッパを持つ少女」を選んだ。 おめでとうのファンファーレの気持ち。
お返事が来た。 ご主人(当時は、彼だネ) との初めてのデートが美術館で 買い求めた絵葉書はピカソの 「ラッパを吹く少年」だったそう。
「不思議なつながりを感じたわ」と、返事にあった。 すごく嬉しかった。
☆
とかく色眼鏡で見られがちなローランサンだけど、 作風は初期・晩期を問わず、大好きなんだー。 (そういえば香水やファッションの王道をゆく あの 「シャネル」は、ローランサンに惚れられていたんだよねぇ)
独身時代、ひとりでバイクに乗って 長野県蓼科湖畔の マリー・ローランサン美術館に行ったりしたっけ。
ほとんどの美術館に併設されている、絵葉書売り場が好き。 気に入った絵があると、同じ絵葉書を何枚も買っておく。 贈ることもできるし、自分でも楽しめるから。
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