こ こ ろ も ち 。

2004年10月25日(月) 小動物 (事故後のネコの話を含みます。)

昨日、とうがらしくんと子なすが
丸いちにち どこかの公園に遊びにいってた。
子なすは、金魚を2尾入れた袋を
誇らしげに 掲げて帰って来た。

床にはいつくばって飼育ケースを覗く子なすは
クネクネクネクネクネ、床掃除の様相。
ヒザも曲げて お尻もひたすらクネクネして
自分も泳いでる気分らしい(笑) わははー

カブトムシの幼虫も元気だし
ちいさな生き物が増えた。


      ☆


先日 子ネコが道端で死んでいた。
ノラネコかもしれない。
外傷はなかったけど、鼻血が少し出ていた。

なでてやりたいくらい、ふさふさした毛だった。切なかった。
寄ってくるハエが憎たらしく現実を教えていた。

子供を乗せたバスが来る時間だったので、さっと手をあわせて
その場からはなれたんだけど
帰り道、その場を通らなくちゃならない。
子なすも ネコに気付いた。

どうして寝てるの?
もう、起きないの?
なんでムシがとまってるの?



昆虫は別として

かつて生きていたもの、を見るのは初めてなんだよね。

「お空の上にゆけるように、手をあわせてあげて」
と言うのが精一杯だった。
無宗教だけど、手ぐらい合わせてあげないとさすがにかわいそうだもの。

金魚を連れて来たのは、その2日後。
いつか死んじゃう、
ひょっとしたら、明日の朝には沈んでるかも・・
そしたら それを子供にどうやって伝えればいいんだろう。
今まで、それを避けてきたような気がする。

でも もうそろそろ、「かわいがる気持ち」「お世話したい気持ち」
そして「死」を
経験するのも、必要かもしれない。

少しだけ傾いて揺れる金魚を眺めながら、
色々 思った。


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なす子

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