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■ トリュフォーの映画『L'Homme Qui Aimait les Femmes』
■ねこズ■
昨日、っていうか今日か、家に帰って来たのは1時過ぎだったのにねこズは起きていた。食べかけのごはんをあげて、ひもでちょっと遊んで、日記を書いて、寝たのは2時半。
で、今日の朝9時、なんか視線を感じるなぁーと目を覚ますと、足下にねむが座ってて無言でこっちを見ながらナニかを訴えてた。キッチンではさぼちんが例によって「みゃーみゃー」かん高い声で文句言ってるし。ごめんね。
■ほんとに■
いつのまにか例の『ランゲージイクスチェンジのコ』のお友達リストに加えられてる私、みんなにあてたメールが届くようになったんだけど、今日のは『IQテスト』とかで、2分間以内に写真の中にあるまちがいを捜せ!とかいうの。で、オチはちょっと前にみかけた、ほわーんって幽霊がでてくるヤツによく似てるけど、びっくり度は後者のほうが上。教えてあげようかな。
で、どうやら昨日の夕方電話をしてきたらしく留守電にメッセージが残ってた。メッセージっていうか、「はろーはろー」を何度もくり返してるだけ。留守電だってわかっているのかな、心配させられるノリだ、ホント大丈夫?
■フェスティバル■
先週からはじまった『Just for laughs』っていうイベントで、『タイタニック』を茶化したパフォーマンスがあるということで、自転車に乗って出かけてみた。
途中、交差点で待ってる時にホームレスらしいオトコノコにフランス語で物乞いされ、気分もよかったから2ドル25セントあげて、会場に向かう途中、かぶってた帽子をどっかに落としてきてることに気がついて、ちょっと戻ってみたら見つかった。やっぱりいいことをすると神様はどっかでみているものなのだ。
その後ちょっと迷子になって、会場に到着してみるとすごい人だかり。モントリオールのヒトは小さいヒトが多いとはいえ、全然見えない。で、ちょっと離れて全体が見えるところへ移動。パフォーマーはドイツ人だし声も小さいから言ってることは全然わからなかったけど、水と火をふんだんに使ったラストの数分間はなかなか。はるばるやって来たかいはあったかも。
それにしても、世の中にはあのくらいのことで、それも周りにヒトがいっぱいいるのに、お腹の底から笑えるヒトがいるのだなぁー、って感心。
■フレンチフィルム■
そういえば、もう一本借りてる映画があった。返却は今日までだから、と、早速朝から見てみる。トリュフォーの『L'Homme Qui Aimait les Femmes(77)』。邦題はずばり『恋愛日記』。足首フェチの恋多きオヤジの物語。
いきなりオンナのヒトばっかり参列するお葬式のシーンからはじまる。これと言って魅力的ではない彼に惹かれるオンナのヒトが多いのはなぜ?って不思議だったんだけど、あるオンナのヒトの台詞によると「あなたの誘い方が、まるでこういうことがあなたの人生のすべてって感じがして、断われなかったわ」だそうで。私にしてみれば、そんなヒトって脂ぎってそうでダメだな、って思うけど、フレンチのヒトは違うのかも?まあ、上映された時代も時代だけど。
結局彼、自動車事故で重傷を負いベッドの上で朦朧としている彼の目に飛び込んで来たのは、若い看護婦さんのステキな足、いてもたってもいられなくなって手を伸ばしたとたんに輸血の管がとれて、たぶん空気が入って死んじゃう、っての。実に彼らしい死にざまで大笑い。
2002年07月14日(日)
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