2002年10月12日(土) |
こそっとため息【夫婦冷戦】BY娘 |
はい。実習中のシオです。 実習中ですので、実習の話をします。
が
どうしても、私の中に留めて置くのは無理な 様々な我が家に渦巻く思いを書き留めたい。 もちろん娘の視点で。
現在、「また」父と母が冷戦に入った模様。 前回の冷戦はずいぶん前だったので、 これは久しぶり。 というか、もうないモノだと思っていた。 冷戦と言っても、母の堪忍袋の緒が切れたのを 父はいつもぼんやり、おろおろ。 前々回くらいは私も父をフォローしてみたりしていた。 母の味方だったけれど。 恐ろしいくらい何もしない、何の解決策も見出せない、 何もできない、ただいるだけの父。 母のおかげで今の地位を保っている父。
父は母に数多くの嫌な思いを我慢させて、 それで当然だと通してきた。 それは、父の無神経さと調子のよさのために。
父と母が冷戦を繰り返すたびに、私は妹が可哀想でならなかった。 だから、無駄に明るく振舞って、ピエロを演じた。 それは妹のため。 父と母のためではなく、妹の。 それは今でも変わらず、その癖がついてしまったのか、 妹の前では異常に高いテンションで喋り捲る。 正直、疲れることも多々ある(苦笑)
しかし、今回の冷戦は『妹を巻き込まない』という 母の言葉を聞いた。 そして、当然、私だって、巻き込まれたくないのが本音だ。 そうだろう? だから、母の話を聞くし、父の話も聞いてあげるけど、(父は何も話さないが) 別に二人の間を取り持つことも、 不自然に明るく振舞うのも却下。 私は私でいっぱいいっぱいだし。
久々に母が愚痴って、目を潤ませるほどの昔話をした。 そのころは私は幼児で、どうしようもなくて、 ノイローゼにならなくてよかったねぇ、と思うほどの日々を送っていて。 母が目を潤ませるなんてほんとに珍しい。 そんな姿を見たくない。 もう、これ以上苦労しなくていいじゃない、と思うから。
コレもたぶん受け売りだけど、 一人一人を見ていたら、それぞれがそれぞれ、悲しい人生を送っていて 総合的に見たら、誰も救われないなんて悲しいから。 だから、誰が悪いって言ってないで、自分が幸せになれる方法を がむしゃらに見つけたらいいじゃないか。 難しいから。 相当な努力を持って。
夫婦の冷戦も、過去からの因縁が絡まって、 もう私の手に負えるものじゃない。 後悔は十分後悔したらいい。 そして、後悔しきったら、また前を向けるから。
人生をずっと見ていくと、 別に誰だって幸福なだけの人生を送っているわけじゃない 後悔して後悔して生きている。 私も、後悔した。 不可抗力だったから、どうしようもないけれど。 そして、これからだって後悔する。 後を振り返り振り返り生きていくと思う。 でも、最終的に、これでよかったと思える人生でありたいでしょう?
某有名RPGえふえふ8でのお言葉。
『いつだって選べる道は少なかった 時には道は一本しかなかった
その、少なかった可能性の中から自分で選んできた結果が 僕をここまで連れてきた
だからこそ僕はその選んだ道を・・・・・・ 選ばなくっちゃならなかった道を大切にしたい』
マイナー道突っ走っててごめんなさい〜(えへ) いまさらって感じだけど、とっても好きな言葉です。
正直なところ、まだ20年しか生きてない小娘が何を言うか、 って感もあるけれど、そうやって考える必要性とか、 最終的には前に向ける力とか、 『寿命』のところでも言ったけど 未練タラタラだけど、 少しずつでも、未練を無くしていったらいいのに。 前向きな力は誰しもにあって、誰しもに必要で、 誰しもが望んでいる、誰しもが使い切れない力なのだろう。
夫婦の冷戦は過去をさかのぼりさかのぼり、 私は聴くしかできない。 自分でなんとかして、前を向かなければならない。 ゲームの中の彼が悟っていたように、 貴方も今の道を許して、大切にしたいと、思えるように。 そう、願ってやまないのです。
読んだよ〜とか、面白かったよ〜とか、がんばれよ〜とか(笑)
よければ「投票」をぽちっと♪励みになります☆
|