日記でもなく、手紙でもなく
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その会場で、H氏に呼び止められた。かなり以前から知っている人。
数年前になるが、この人の娘さんの就職時に、話を聞かせてやって欲しいということで、一度だけその人にお目にかかったことがある。近くのJRの駅の改札で待ち合わせをした。 父親の雰囲気からすこしいかつい感じを想像していた。きょろきょろしていたら、若くてきれいな女性から声をかけられた。勝手に思っていたイメージとは、全然異なっていた。こんな感じの娘さんがいたら、お父さんはなかなか気が気ではないだろうとも思ったくらい。
娘さんの仕事のほうが、今あまりうまく行ってないような感じがする、という父親。あまり話したがらないようなので、深く聞かないのだけど――という話。
キャリアアップみたいなことかもしれませんね、という話をしてお茶を濁す。ひょっとしたら、もっと別のことかもしれないとは思いながらも。
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