日記でもなく、手紙でもなく
DiaryINDEX|past|will
昨日近くのスーパーへ買い物に出た折。 ちょうど小学校の敷地に沿った道路を通るのだが、この小学校の周囲に桜が30本ほど植えられているので、ここの桜が私にとって一番現実的な桜の開花を実感できる場所になる。 一番花を多くつけているのは、校舎寄りに植えられた一本。6〜7分咲き。それ以外は2〜3分くらいで、一番花の少ないものでは、まだ花が3つか4つくらい。それでも、桜が咲き始めると本当に春を感じてくる。
今日たまたま築地警察署の近くを通った。その警察署と一方通行の道路一本隔てて築地川亀井橋公園という猫の額のような広場があるが、ここにも桜が何本か植えられていて、既にほとんどが5分〜7分咲き。 そのうち最も警察署に近いところの一番枝ぶりの良い桜は満開。あまり見事に咲いているので、少し脇へそれその公園の中に入って、満開の桜の下に佇んでしまう。
薄紅の花びらを通した晴れた空からの光は、薄雲がかかったように優しすぎる日差しに変わってしまう。 既に木の枝の下の地面には、多数の桜の花びら。逃げていく春の痕跡。
|