日記でもなく、手紙でもなく
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2003年05月04日(日) |
箱根・ポーラ美術館から星の王子さまミュージアム |
9時発の小田急ロマンスカーに乗るので、ほとんど平日同様の時刻に起きて、新宿まで出たら、30分以上前に着いてしまう。 一つ前の箱根湯本行きの席に空きがあるか聞いてみたら、さすがに既に満席。
湯本に着いて、隣のホームの登山鉄道の車両は乗客で既にぎっしり。30分強なのでこれは立っていくしかない。 強羅に着くと、更にロープーウェイに乗り換える人が列をなして駅の外に並んでいる。 施設めぐりのバス停では、ポーラ美術館入場券を200円引きで売っている。こちらも少し並んでいたが、私の2人前のところで、臨時バスを出すというので、ポーラ美術館まで座っていけることになった。
美術館に着いたのは11:30過ぎ。朝早かったので、入館前にレストランへ入りランチにしてしまう。ランチコースの肉は、地鶏を使った料理だったのだが、せっかくの地鶏を使っているにしては、ソースがお粗末。ライスにしたら、別の一品料理にあるカレー用のライスに違いないと思わせる。雰囲気は良いのだけれど。
美術館の展示作品のほうは、期待を裏切らない内容。とりわけモネ、ピカソ、杉山寧などのコレクションのレベルの高さには舌を巻く。他にもシャガール、ダリ、キリコ、ポール・デルヴォーなど(シャガールを除くと)1点ずつではあるが、良い作品が並んでいて感心してしまう。 もう一つは、ルイス・C・ティファニーのガラス作品群。これも素晴らしかった。ガレの作品数も多いのだが、むしろティファニーの美しさを一層感じさせてしまうほどだ。
その後、ガラスの森美術館まで行き、入り口にカタログが置かれていたのでそれを見て、中を見るほどではないかと勝手に思い、歩いて星の王子さまミュージアムへ引き返す。 お子様向けのミュージアムといえばそう言えないこともないが、サン・テグジュペリの一生を写真で追いかけていたり、自筆の星の王子さまの原稿なども置かれている。 ただ、大人の入園料1500円は高い....
帰り、バスで箱根湯本まで出ようとしたら、途中で渋滞。運転手が湯本から電車に乗り継ぐ人は大平台から登山鉄道に乗り換えたほうが早いというので、結局また電車に乗ることになる。 帰りの特急のなかでは新宿までぐっすりと眠ってしまう。
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