日記でもなく、手紙でもなく
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2003年07月06日(日) 横木安良夫<サイゴンの昼下がり>

 昨日、家に戻る途中で読み始めた写真集&エッセイ、あっという間に今日の行きの電車で読み終わってしまう。

 アオザイというのは、現地の発音では<アオヤイ>となるそうだが、これが実は結構薄手で、下着が透けて見えるという。この本の中にも、横木氏がそのような写真を撮っている。
 気候から考えて、やはり厚手のものなどは、避けられるのだろうし、薄手であるからこそ、体の線が出てセクシーな感じも出てくるのだろう。

 写真展や、この本の表紙に使われている白いアオザイ姿の女性も、その写真をよくよく見ると、腰のあたり下着が透けて見えている。なるほど。
 だから、若い女性たちは、アオザイを着る時には、かなり下着に気をつけるのだ、ということも書かれている。
 ちょっと、ベトナムに行ってみたい気にもなる。

 日本(だけに限らず各国)の中古バスが、まだ使われていたりして、行き先が漢字表示のままになっているバスの写真があるかと思うと、海辺の砂浜のようなところで、雪が降っているような写真もあった。
 一瞬まさか、と思い、最後のほうのページに記載された(とても小さいフォントで印刷されていて、えらく読みにくいのだが)それぞれの写真の解説・コメントを読むと、石英の砂がそこに大量にある、ということだった。
 やはりこれほど、砂の色が違ってしまうものか、と思う。

  cf. http://www.alao.co.jp/saigon/index.htm


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