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2003年07月30日(水) 千両箱入り金貨、売れているらしい

 今どき、千両箱というのは、なんとも時代錯誤のような感じがしないでもないが、その千両箱に、ウィーン金貨を詰めて売っているのが、田中貴金属。
 ウィーン金貨は、現在一枚5万円程度らしいのだが、100枚〜500枚、詰めてある。100枚入りだと500万円。

 今年の1〜6月上期で、千両箱入り金貨の販売量は3万3千枚弱に達し、発売1年半で、この金貨の販売は10万枚を突破したことが発表されていた(本日付日経朝刊)。
 しかも、この販売総量の10万枚強のうち、千両箱入りで売れたものが、全体の48%、ほぼ半分はまとめ買い、ということになる。

 一時期、金というのは、かなり底値を這いずっていたような気がするが、最近はまた人気が出てきているようだ。長い不況期には、この金というのは、必ず見直されてくるようなところもある。
 なお、金貨500枚入り(約2500万円)の千両箱は、合計29個売れたという。やはりお金は、あるところにある、こればかりは疑うことのできない昔からの真実。


riviera70fm |MAIL