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2001年09月11日(火) |
東京に戻ってきたこと |
朝起きてだらだらする。朝イチで起きて昼から会社かなぁ、とか新幹線動いてるのかなぁ、とかぶつぶつ言いながら、結果的に(いや、むしろ確信犯的予定通りに)今日は移動だけにしてしまう。夕方頃ようやく家を出る。
晩飯でもと思い、仕事の終わる彼女と梅田で待ち合わせるが、予定していた時間より1時間ほど遅れて来る。今日中に東京に帰るには(新幹線が)危うい時間帯だったが、飲んでる最中にノリで一緒に東京行く、とかいう話になってしまい本当に二人で最終の「ひかり」に乗ってしまう。カッパ横丁の串屋から新横浜手前くらいまでやっぱり飲みっ放し。寝ればいいのに。
通路ドア上の電光表示板に「貿易センタービルに飛行機が激突」というニュースが流れている。信じられない事故だなあ、と思ったが直後に国防総省にも、というニュースが続き、これが事故ではなく大変な事件であることに気付く。
部屋に戻りテレビをつけてみるとあまりに予想通りの、信じられない、最悪の映像が流されていた。構図の悪い映画の1シーンにも見えるし、またどんな最悪の映画よりもリアルで最悪な映像だとも思った。繰り返し放映されているものを見ていると気分が悪くなってきた。