目口覚書
■目口覚書■
ごめんください
どちらさまですか
お入りください ありがとう

2001年10月06日(土) よっこらしょ と。

よくできたもんで、仕事の打ち合わせは否応なく入ってきた。

普段すれ違う機会のないビジネスメンにまぎれて
地下鉄を永田町で乗り換えて半蔵門駅に出る。
半蔵門駅3番出口って、こ、こんなに階段多かったけ。
いや 体力がなくなっているのが動悸息切れでわかる。
救心や 救心くれ と心の中で呟く。

1年以上ぶり。
まさか またこの駅に降り立つ事があろうとは。
まさか またこの会社を訪れる事があろうとは。

でもこれからは部外者として 受付けを通して訪問を告げる。
こういう距離が かえってありがてぇな。
かつての仲間も 部署がてんでに散らばっているが
受付けで座っていたら 「おーっ」「あれーっ ひさしぶりー」。
懐かしい人達が通り過ぎる。 再会は嬉しく 笑顔になる。

人事との話しであっというまに スケジュールは決まっていき
初日から 出張決定。

こうやって 背中を押してもらい
腕をひっぱってもらい 
わたしは1歩を踏み出す。

なかなか靴をはかない私には
まるで 最初から台本が出来あがっていたような気がしてしまうが
どこかへ行くためには 右足の次に左を出すだけだ。


さて、久しぶりにヒールを履いたからだろうか
帰宅して 足と腰 筋肉痛。
こんなので これから仕事できるんやろか。

めずらしく飲み会でダンナさんの帰りは遅いので
夕飯もそこそこに 風呂上がりサロンパスの匂いをぷんぷんさせて
うんうん唸りながら 七転八倒。

深夜3時 夫帰宅。
そろりと布団の中に入ってきたはいいが
こちらが(足腰痛のせいで)目覚めていたのをいいことに
“いかに有意義な飲み会であったか”、
“飲み会における 相互の意思疎通の成果”などを話しはじめ
ついには俺は酔っていないと力説し
いつのまにか 
“古代中国における武将のはたらき”やら
“三国志時代の 一騎討ちの戦場の美学”に関しての弁論
締めくくりは
PS2の新しい三国志ゲームは自分にとって必要不可欠だ
なんておねだりされてしまった。

がしっと頭を抱え込まれ 酒くっさい息を脳天に吹き込まれながら
身動きできず したくても身体は痛く
なんで こんな酔っぱげの戯言を夜中に聞かなあかんねん
と 思いはじめたらおかしくて
ちょっぴり涙がでたけど
それはあくびのせいだったかもしれない。

戯言は午前4時に突入しそうな勢いだったので
わたしも蟹バサミ攻撃で応戦し 
朝起きたら蟹バサミのままだった。



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