オリから出た日々

2005年10月04日(火) 今日も続く…

今日もトンネルの奥で漏水止めに挑戦してきて、汗まみれセメントまみれになってしまいましたね。

昨日は大きな漏水箇所の水止めをしたのですが、トンネルの縁に沿った部分からの水までは手が回らなく、今日はそちらを行いました。

縁の方からの漏水は量的に少ないのですが、漏水の出口がはっきりしないため、止めるのは昨日より難しいです。
でも今日は急結セメントが手に入って、それは何分で固まると聞くと2分だというので昨日よりは楽に出来るなと思っていたのですが甘かったです。

水の出ている箇所に急結セメントを押し当てて固めるのですが、固まったように見えても次第に水が染み出してきて流れるようになってしまいます。
粉を直接かけたりしてもダメで、どうしたのもかとレイバーの作業の様子を見ていると、急結セメントを練ってから5分以上経ってもまだバケツの中から使っているのに気がつきましたよ。

固まるまでに2分じゃないぞ。

急結セメントが2分で固まるというのは、練ってから固まるまでの時間で、普通はその時間が過ぎたら固まってバケツに残っている物はもう使えなくなってしまうのです。だから急結セメントを使う時は練ってから使うまでが時間との勝負になるわけで、あまり多くの量を一度に練らないのですね。

この分刻みの時間というのは水止めに重要な意味があります。セメントというのは水の配合が重要で、少なくても多くてもうまく固まらないのですね。
漏水している場所というのは水が供給されてしまうので、普通にセメントを塗るとすぐに水を含んですぐに固まらなくなってしまって、水の道が残ってしまうので、水を止められなくなってしまいます。

だからちょっと粉の多い固い目のセメントを練り、それを素早く漏水箇所に押し当ててしばらく手で押さえつけて、漏水の水が染み出す前にセメントを固めるようにします。実際に2分で固まるセメントを使っても難しいのに、固まらないセメントだとじわじわ水を含んでしまいにはボタッとセメントの固まりが落ちてしまうと泣きたくなります。

なので今日はドレーンホース方式(水抜き用のホースをセットしてそこに水を集めて周りをしかっり固め、最後にホースからの水を止めるやり方)にしておきました。
明日の朝にホースを止めてみて確認するのですが、周りのセメントの固めが甘いとまた漏れてくるので、同じような抑え込みを繰り返します。

おかげさまでいいサウナダイエットをさせてもらっていますね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…エビフライとカキフライ
小鉢物…ソーセージ、たこ焼き、鶏肉トマト煮
スープ…味噌汁(アサリとネギ入り)


元請さんのエライさんが現場視察に来たので、その宴会のおすそ分けメニューでしたね。ただその場合は作り置きになってしまうので、特にカキフライは冷えるとレンジでチンしても美味しさは減ってしまいますね。


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