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 遊歩道記



今日は 実に充実した1日ではあった。
朝 例のごとく10時過ぎに起床。
あまりの良いお天気に、前々から 気になっていた
「九十九里サイクリングロード」が いったいどこまで
続いているのか、という疑問を解消する良い機会
とばかり、自転車で出かけることにした。

昨夜からの続きの「ひらめのえんがわ」を食べ、
自転車に空気を入れておいてもらって、
カメラに 新しいフィルムをセットして いざ出陣。
自転車に乗るのは ジムの器械(?)以来。

飯岡を出発、旭に近くなると 海岸がものすごく
きれいになる。ていうか テトラポットの置き方なんか
幾何学的に見えて、おしゃれ。
旭の かんぽの宿をすぎ、真っ青な海に目を奪われながら、
ところどころで止まっては 写真を撮る。
しらさぎ、釣り人、海につきだした照明塔。
ゆっくり、ゆっくり走っている私の脇で、Mr.Kは
「運動の為なら もっと早くこがなくちゃ・・」とか
ウンチクをたれだしたので「ほっといて」小声で ウルサイ。
なんで なにかをするときに なにかのイミがなくちゃ
いけないのか?
なんで 寝るとき 起きるときに 時間を確認しなくちゃ
いけないのか?
「何時に寝た?」「いいじゃん、何時でも・・」
この辺が 何にでも自分の意見を述べたがる人と
一緒に住んで イライラするところ。
(まぁ、あちらも ボケラっとしている私にイライラして
いるのでしょうが)

さっさと先に行くMr.Kに ほっとしながら、ゆっくり、
のんびり ちょっと汗ばみ、風を気持ちよく感じながら、
自転車をこぐ。
途中の案内板に、終点は八日市場との境とある。
始点は 飯岡の公園らしい。
「全長何キロで・・」と読んでくれる説明は聞いていない。
どうでもいいから。疲れ具合だけが 気になる。

ここで 終わり という看板の前で写真をとり、帰路に。
長時間自転車に乗って、なにが大変か、というと
足の疲れより おしりの痛さ なのです。
帰りは 一度止まるとしばらくは歩いて 痛みを
やわらげる作戦。
道の所々に 砂が積もっていて 車輪をとられるので
あぶなくて押して歩く。

結局 何時間乗ったのかわからないが、海を眺めて
走っていると、時間のたつのなんかまるで気にならない。
「やっぱり 海がすきだなぁ」と 思う。
あの 青は それも少しずつ違ってみえる青は
写真に撮っても 絵にかいても 表現できないな。
今度 一人で行ってみよう。
飲み物でも持って、砂浜に座って眺めてこよう。

帰りに 真っ黒な 大きな犬(犬種の名前は忘れた)を
連れて 砂浜に降りて行くのに会った。
まだ 若くて言うことを聞かなくて、リードをくわえて
飼い主さんごと とびまわっている。
ついに 放してもらうと なにを見つけたのか
一直線に堤防に向かって走ってくる。
と、イエローラブが飛び出てきて、必死に走って逃げた。
一応黒犬は 満足して飼い主の所へ。

その時のラブの様子は まるで 小さい犬に追いかけられて
浜辺中逃げ回った モカと同じだった。
恐怖にかられた顔と ひらひら風になびく耳と、大きく
あけた口と・・・。
大きな図体で 必死に逃げるアンバランスさが 実に愉快。

帰りは 夕方の散歩の時間らしく沢山の犬たちに出会った。
でも ウ○チ用の袋なり スコップなり を持った人は
ラブの飼い主さん以外 いなかったのは どういうこと?
ま、いいか。

家に帰って 思ったよりずっと疲れていたので
お風呂にゆっくり浸かり、同居人にご飯をあげ、
自分達の食事は めんどうなので、あり合わせのお野菜と
ひらめを シャブシャブで食べた。おいしかった!
「目を開けていられないから、とりあえず寝る」と
7時頃から2時間ばかり寝る。
そんなことしたら、又明け方まで寝られなくなるのに。

今日の疲れは いったいいつ出るのでしょう?










2004年12月03日(金)
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