濁流に飲み込まれて |
出口の見えない迷路を彷徨っているような感じ。
本当は、 もう出口を出ているのかもしれないけれど。 でも、 出口を出ても、 そこは真っ暗で、 一筋の光も見えなくて、 手探り前に進むことも、 怖くて・・・。
ただの臆病者。
自分で撒いた種・・・? 長い時間をかけて育ててた・・・? あたし・・・が? 花を毟り、 茎を折り、 根ごと取り除く事が怖い・・・?
あたしは何がしたい・・・? 想いを旋律に添えて述べるだけじゃいけないの。 どうすれば。
地から這い出た亡者たちが、 あたしの右足に重く絡まる。 徐々に薄れる、 地の感触。
夢魔に誘われて、 犯されて、 土の中に埋もれてく。 それでも、 きっと、 あたしは泪を流すだろう。
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2004年11月23日(火)
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