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2001年12月12日(水) また、一人。



昨日の日記、パスの中から携帯で送ったのですが、
書きかけで寝てしまっていたようで
書き直しました。ごめんなさい。


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昨晩、私たちはたくさん話をして

少しの喧嘩をして、

たくさん抱きしめ合って

一緒に眠った。



深夜、

やすくんが寝づらいだろうと、

腕枕してくれってた右手を

そっと元に戻そうとしたら、


やすくんが眠ったまま

抱きしめてきた。


なんど腕をほどいても

やすくんは眠ったまま

何度も何度も抱きしめてきた。



幸せ  と感じるよりも先に

もう何時間か後には

この腕も

大きな体も

匂いも

暖かさも


私のそばにはないんだなあって思って、

淋しくなった。






早朝。

午前6時になる少し前。

私たちは部屋を出た。



新幹線の駅に向かうときはいつも

ほとんど話すことなく過ぎる。

言葉を口にしたら

そこから一気に寂しさが外に飛び出しそうだから。

今日は違う。

お互い話をしないのは一緒だけど

声を出したら、

その分、涙がこぼれそうでイヤだった。


涙を流すのは絶対イヤ。


いつもは駅前で車を降りるのは1人で、

やすくんを見送ったら気持ちに区切りがついたんだけど、

今日は2人で新幹線を待つ。

車を降りると

ものすごい風と寒さで涙は引っ込んでしまったけれど、

淋しさは冷たい風で倍増する。



新幹線が来るまで、

できるだけ笑顔で

他愛のない話をしながら

並んで立ってた。

限界が来たら

今度は黙って新幹線を待つ。


たくさん話をしたかったし

たくさん笑っていたかったのに

今日は

とっても淋しくて

淋しさにつぶされたくなくて

だから、

新幹線がホームに入ってきたときも

振り返りもしないで乗った。




意地を張らずに涙を流せばよかったのかもしれない




ホームから見送るやすくんが

涙で滲んで見えないのに

それを気づかれたくなくて、

笑って、手を振った。
















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