:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
濡れた御髪が乾かぬままであろうとも わたしはここから飛び出します。 風も厭わず、冷たい雨すら厭わずに、 わたしはただ駆けて行くのみ。 流した涙は乾きます。 濡れた御髪が乾かないといえども… 見開いた存在は消えませぬ 流した涙が乾いてしまえども。 ああ 冷たい雨は止む気配を見せませんね。 夕刻歩いた道筋は雨色に染まり行けばいいのです。 濡れた御髪が乾こうとも、 その存在は乾きませぬ。 今がどこかに駆け出そうとも、 わたしは冷たい雨すら厭わずに… 流した涙は乾きます。 この雨があがらぬままでも。 再会の夜更けに開いた白百合も、 いつかこの手で壊します。 冷たい雨があがらぬままでも。
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