:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
朝から何も食べていません。 空腹感も特にないから 問題はない、と思われます。 蜘蛛が這い廻ります。 わたしは蜘蛛が苦手です。 空襲警報、すなはち、逃れよ、眠れ、の警告です。 回れ右、右向け右、わたしにはわかりません。 苦しさも、静けさも、さして関係ありません。 今日くらいは独りで泣いても良いのかな? 笑えない夜、健全の定義が知りたいのです。 水分補給は必要です。 空腹感はありません。 しかし、喉は乾くのです。 126円分の水分でわたしが満たされるなら、 それで全く構わないのです。 避難勧告、すなはち、形骸から脱出せよ、 睡眠不足を解消すべきなのです。 ハンガーにかかった黒いコートも 書棚で眠るきれいな表紙の本ですら、 わたしに答えを与えないなら、 それはそれで構いません。 満たされても、たぶんすぐに不足するなら、 満たされなくて構いません。 足りない何かが欲しいのです。 足りない、だから望むのです。 蜘蛛がいます。 そろそろ逃げ出す時間です。 オヤスミナサイ。 虹色の夢に逃げ出します。
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