:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
修復を施してはまたヒビを入れてしまう あのときあたしは口癖のように 『嫌わないで』を繰り返していて ふとしたきっかけで拗れてしまうことだけを極端に恐れていた 満ち足りぬとも呟けぬまま いつものように口数だけは少なくて 身体を使って自己主張をしていた 『まだまにあうかな』 壊れてしまった 拗れてしまった 隠れてしまった そんな二人の幻影が脳裏を横切り腐敗しながらも あたしの声を時の狭間に押し込んでいる ひとり壊乱に躓きながらも歩いていたあたしは いつからか極端に傷つくことだけを恐れていたんだ 『もうまにあわない』 失ってしまった 変わってしまった 拘ってしまった あの人の背中のちぎれた羽が そんな風にあたしにはもう見えない
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