:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
指先から溢れた血液 痛みは不思議と感じなかった 雁字搦めになっていた 心の行方が見えない時にも 八方のうち七方まで塞がってしまって 逃げ出そうとした時にも 胸を刺す様な痛みに 耐えられずに喘いで居たと言うのに 手首を故意に傷付ける事以外で 久々に負った傷痕 あたしの指先は 溢れ出す血で真っ赤に染まって居たと言うのに いつか誰かに背を向けて 「サヨウナラ」と呟いた いつも誰かに縋る為 「■しているの」と囁いた 指先を伝った血流 止めど無く 揺るぐ事無く あたしの傷ついた手首を伝い 流れ落ちる 「気が■っている」と 大切なものに突き放される 「俺を■さないで」と 大切なものに逃げられた 故意に傷を負う手首 と 仕方なく負った傷痕 どちらがどれほど 不様に消える? どちらがどれほど 不様に見える?
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