:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
悴んだ指先 冴えない頭脳 何かにつけて悲しみを見出そうと望む 小さな死 大きすぎる代償 強張る身体を誰かに預けてみたいと思う 一瞬の過ちは 一過性のものと云うことすら出来ずに 凡ての大きな過ちに 過酷な言葉を叩きつけるよ 瀕死のままのあたしの気持ちは夜に溶け出す事も無い いつものような冷たい夜空が いつものように白んでいった 明朗な思想 時に残酷な矛先 誰に向いているとも判らない残酷な呟き 時計の針 流れ続ける血液 残酷な気分で残酷な音楽を塗り替えよう 一時の温もりは 永遠性を伴なう事などなく 何もあたしに残さぬままに 瞬時にして消えてしまうよ 硬直したままのあたしの感情は中枢を刺激する事さえ出来ない いつものように狂わせたいの いつものように狂わせたいの
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