:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2003年11月20日(木)  火葬場の空

際限なく続くものなど存在すると信じていたわけではなかった
あたしの目が光りを受け容れている
遠くの街灯がゆらゆら揺れている
 
いつからか分別を忘れ いつからか遠くへと逃げ込んでいた
流れた涙も憎しみの色も こうして灰と化していくなら
忘れかけた嘘も正気も 取り戻せる時がいつか来るから
 
際限なく続けばと望んだ事もあったけれど
それが事実になる事など 望んだ事は一度も無かった
夜の闇に映し出されて揺らぐ いくつもの灯火は
いつか 消えゆくときがきっと来るから
いつか 忘れ去る時がきっと来るから
 
覚えていて あたしの腕を指を足先を


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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