:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
際限なく続くものなど存在すると信じていたわけではなかった あたしの目が光りを受け容れている 遠くの街灯がゆらゆら揺れている いつからか分別を忘れ いつからか遠くへと逃げ込んでいた 流れた涙も憎しみの色も こうして灰と化していくなら 忘れかけた嘘も正気も 取り戻せる時がいつか来るから 際限なく続けばと望んだ事もあったけれど それが事実になる事など 望んだ事は一度も無かった 夜の闇に映し出されて揺らぐ いくつもの灯火は いつか 消えゆくときがきっと来るから いつか 忘れ去る時がきっと来るから 覚えていて あたしの腕を指を足先を
|