:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
朝、急にみんなが歪んで見えて思わずそっと眼を伏せた 何処かで何かに賭けた期待を 此処でもう捨ててもいいかな 「君の背中は重すぎるから 一つくらいは捨てても良い」と 誰か答えてくれるのだろうか あたしの傍の映像が何故かぼやけて浮かんでしまって 泣きたくなるほど 笑い続ける 望んだものと無くしたものはどちらがどれだけ重かったかな 指先が小さく凍えて泣いている 遠く聞こえた優しいアコギ 無難な答えで満足していたあたしは既に死んでいるから 誤魔化さないで答えて下さい 堪えていた何かへの言い訳と 堪えた事の無かった我が儘が 何時の日かふわふわと此処に交わって同じ色に染まるから
|