:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2003年11月27日(木)  鬱と電波

受話器を耳に貼り付けて 流れてくる音楽には聞こえない振りを
止めど無い雑音と電波の所為で頭が痛む 時折訪れる小さな苦痛
 
優しい夢をみても 荒んでゆくままの感情は流されつづけ
遠く何かを探しても 見当たらないままに過ぎて行った時間はもう戻らない
惜しんでいたのは失った時間などではなく
見つめる先に見えるものは暗い闇へと続くことだった
 
開け放した窓から流れこむ冷気に凍えて それも何かの試練だろうかと
嘆きに似た色で悲しむ 遠すぎる言葉に遠すぎる糸を添えて
何かと何かを結び付けていれば はなれずに済んだのだろうか
 
下腹部の鈍い痛みに似た寂しさに 恐怖を感じて目を逸らしても
変わらずに佇む何かの影に怯えながら いつまで何を望むのだろう
 
錯乱した状態
困惑した倦怠
創造した実態
実在した懇切
魅惑され融解
硬直した現世


kei ☆メール ☆少女カタルシス



マイ追加