:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2003年12月08日(月)  空耳

空耳が飛んでる
蝿の羽音みたいに煩くて 頭に響くの
嫌いな物も好きな物も 何時の間にか分別が付かなくなって
途方に暮れてる こんな夜は何度目だろう
 
幾つも何かを乗り越えて此処まで歩いてきた事が
障壁を増やしていたなんて 当たり前の事なのに
足掻いたり もがいたり 悪足掻きのままで終わるつもりはないよ
自信の過剰と自意識の過剰も時にはあたしの味方になるかな?
どんなに焦ってしまっても いつかは別れが来るのだし
小さな別れに泣く事も 必要な事だと思えたよ
浮遊している意識の束を 屑篭に捨てたらもう多分 大丈夫
 
方角が歪んだ
時々感じる幸福感は背中に不幸を背負っていると
本当も嘘も混ざってしまって見分けが付かない今日だから
こんな夜に身を任せたまま 空耳を聞いて眠りましょう
 
肌寒い夜 冬の夜 小さな雪よ きらきらひかり
あたしの眠りを助けて下さい
眠れぬ夜 暖かいベッド 空耳の声よ もう消えて
あたしに眠りをあたえてください


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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