:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年01月01日(木)  空の細胞

どこかでネジが狂いはじめ
あたしは調節不可能な機械になる
小さな粒を落として拾い集めた物は
何とも代替されたりしない
こんな空は不幸な夢とひどく似通う厭な手触り
こんな時に先駆けた物になにも特に書き留めない
 
さあと小さく呟いてそれだけで何か変わるのならば
すでにもう変えているだろう
あたしが拾った欠片はひどく砕け散ってしまって悲しい
なぜここにいるのだろう
当たり前に見えていた顔が失われても気付かずに
遠く遠くすぎてゆく事実だとしても
 
抱きしめたい背中に顔を埋めて泣いたなら
あなたに総て識らしめよう
あたしの細部も一つのこらず あなたの細胞になれば良いのに
 
疲労した肉体に詰め込んだ
何処まで行っても終わりなく
いつか終わりを願い始めた


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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