:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年01月02日(金)  弱き願い

孤独に抱かれ座り込んで居た部屋に差し込んできた
優しい陽光はわたしの皮膚を柔らかく突き刺し
涙の痕を残している
かげりゆく部屋の窓辺はほのぐらい
辻褄合わせの自由はどこかに矛盾を抱え
不可思議なゆらぎを見せて戦慄く
 
もう少しだけおひさまをこの身体中に纏い
そのまま陽光としてとけ込んでしまいたい
弱い願い 強い祈り
わたしの中 大差のない感情がワルツを奏で
 
あせらないで
あなたには総てが在って
そして総てが無いことなど
当然に近い事象なのだから
笑わないで
わたしには影を踏まずに歩むことが
精一杯の努力となっているのだから
 
解け合って 時間は動くのをやめ
おどけていた子供たちは家に帰る
支えられ 爪先が見えなくなり
いつまでもこうしてここに居るわけじゃあない


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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