:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年01月10日(土)  痩身の罪

欲求不満の犬が庭をぐるぐる回り続ける
大きな物音と流れる血色が耐え難い
わたしのために用意された神聖な何か
はねつけたら ほらまた痛みだしてる
 
汚れた窓の向こう
辿り着きたい場所とひどく遠い場所
わたしの胸はまだずきずき痛んでる
短いナイフのような尖ったセンテンス
行間に残された空白
 
わたしの中に残る狂気だけが 嗚呼 息を吹き返して
宥めるだけを総てにしないで
あなたに望んだのはそんなばかげたことではなかったはずよ
手の甲の血管が浮いて痛む
痩身のわたしに 嗚呼 終わることのない罰を与えて
罪はもう音をたてて弾けてしまって居るのだから


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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