:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
噛締めた唇から さらさらと血が溢れた 繋がりを求め 突き放されて悲しみをぎゅっと強く抱きしめて 離れないように繋いだ手 何処までも行けるような気がしてた 果敢無く消えゆく願いだとも気付きもせずに ねえ 傍で囁いて 通り道を塞ぐだけでなく 抉じ開けて見せて ねえ 傍で温めて 寒いのは心の奥だけじゃなく あなたが居ない空白凡てだよ ああ あたしが叫んだって嘆いたって 何を言ってももう変わらないんだね ねえ どうして突き放したの? あんなに近付いた二人だったのに 今はもうこんなにも遠い 噛締めた唇から さらさらと血が滲んで 悔しかったことを もうこの胸に留めずに済む様に刺し殺そう 何処までも行ける気がしてた あの夏のドライヴはもう 風化し始めてしまったから 凡ての記憶を風葬しよう 心の奥が寒いのは あなたのせいだけじゃなかったのだから
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