:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
『此の路を歩く為に―。』 果敢無い願いは水泡の様に消えました。 わたしは友達で居たかったのです。 爪先が熟れながら果実の如く腐敗を見せます。 わたしの犯した罪にあがらえる程の言い訳が在るのなら、 其れを教えて欲しひのです。 体温、或る事象、唇、 ちっとも似通う理由の無い物達がしっかりと結び付き、 其れ故わたしは叫びに似せた、 冷たい声で捕まえるのです どうか離さず居て下さい。 此の声が、指が、背中が、胸が、 あなたの温度に慣れるより先に。 突き放して下さい。 さようならと真実は何処か似ている気がしているのです。
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