:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
君のその横顔が泣き出しそうな夕日に染まってた そっと小さな呪文が口を吐いて溢れ君に届く 優しいも冷たいも対極にある感情だから たとえ鎖で全てが雁字搦めになったとしても 消え去ることはないと言おう 空を向いて深呼吸して 生きていることを確かめる―何度でも 傍で呼吸をすることが全ての目的になる前にほら 小さな口笛吹いて逃げ出そう 君のような笑顔も君のような泣き顔も 君の笑顔にも君の泣き顔にも変わらないと 知っているから此処においで 冷たい雨・指・真実…体で感じた全てへ 月の明かりが差し込み始めた冷たい夜空へ あたしの丸めた答案用紙に火を着けたなら走りだそう 遠くまで行けるような気がしていた 離れてもまた近付けるという錯覚に似た 悲しい感覚で
|